認知行動療法の概要
下記は認知行動療法の概要を図に表したものです。
認知(考え方)に至る経緯とその具体例
※認知=自動思考 | … | 自動的に根拠なく思い浮かぶ考え。瞬間的な考えやイメージ。 |
※スキーマ(中核信念) | … | 心の中核になる考え方。くせを作る。 |
※媒介信念(思い込み) | … | スキーマと自動思考の間に立って橋渡しをしている。 |
※埋め合わせ戦略 | … |
ネガティブな媒介信念やスキーマが表面化してしまうと 本人がつらくなる為、それを防ぐために取る戦略 |
上記のように出来事と自分の思考を客観的に細かく分析し、考え方のクセを発見、修正を行っていきます。
認知行動療法における最終目標は,クライアントの情緒や行動に対するセルフコントロール能力を向上させることです。
カウンセラーはその「気付き」を促す協力者となります。