認知行動療法の流れ
認知行動療法の流れ(1セッション)
※セッション例
1.現状の確認やホームワークの確認を行います。
2.その日のテーマを決めます。
クライアントが話したいテーマや、カウンセラーが取り込みたいテーマなどを話し合います。
3.テーマにそって話し合います。
話をしているうちにクライアントの感じていることや、
考えが言葉やイメージとなって出てきます。
4.何が引き出されたか、クライアントとカウンセラーで確認します。
認知・感情・行動・身体の区別をつける。
5.認知・感情・行動・身体に悪循環があるようであれば、それについて話し合います。
6.悪循環から抜け出すためにできることはないか話し合います。
具体的な対策(心理的対処)を一緒に考えます。
7.その日の話し合いに沿って、次回までの課題を決めます。
認知行動療法では身近で具体的な出来事の原因・経過・結果を元に、どのような方法や考え方が良いのか検証する方法を行います。
それは、自分自身が今後、どのような行動、考え方をすればよいのかの修正です。
そうする事によって、似たような事が起こったときの対処法や、元々の認知の歪みの修正を身につけていくことが可能です。